夏の氷雪
拍手SSの完成版のチルノネチョ。18禁。
東洋のサキュバスこと雪女さんです。
霖之助 チルノ レティ
「あ~つ~い~」
「言われなくてもわかっているよ」
「だってあついよぅ」
肩車のような状態で、何度も暑い暑いと繰り返す。
耳元で騒がれると頭に響くためやめて欲しいのだが、
彼女……チルノの身体は冷たく、離れられるのもそれはそれでもったいない気がしていた。
「……もう少しで出来上がるから、大人しくしていたらどうだい」
「そんなのゆっくりでいいよ。服よりこっちのほうが涼しいもん……あついけど」
少し前、夏真っ盛りの天気にふらふらになりながら飛んできた妖精を見かけたのだが、
あまりにもぼろぼろの服を着ていたためどうしたのか尋ねたところ、破けば涼しくなると思って自分でやったということだった。
そのままだとあまりにもみすぼらしいので涼しい素材で服を作ってあげることになった。
お代は氷と言うことで。
……そこまではよかったのだが。
新しい服が手に入ることがわかるとチルノは着ていた服をあっさりと脱ぎ捨てた。
彼女は服の下にはなにも着ておらず、つまり今現在全裸の状態で霖之助の頭にくっついている。
もし他人に見られたら不名誉な噂の広まりそうな光景であることは間違いないのだが……。
この天気だ。誰も来ないだろうと思い霖之助はそのままにしていた。
何より、とりあえず彼女がいると涼しいのだ。
「……よし」
「できたの!?」
青いワンピースを手にした霖之助に、チルノが目を輝かせた。
なんだかんだ言っても、やはり新しい服は楽しみらしい。
「もうちょっとだよ。まだ最後の仕上げだ」
「え~」
コロン、とチルノは霖之助の肩から膝の上に転がるように移動した。
そのまま膝の上でうつぶせになり伸びる。
やる気のかけらも感じられない姿勢だ。
「じっとしていてくれ。針を持っているんだ。危ないだろう」
「え~、あそぼうよぉ~」
ばたばたとチルノが動くたび、こちらを向いた彼女の尻が小さく揺れる。
「う~……」
かと思えばくたりと動かなくなった。
この隙に、と霖之助は手の動きを早める。
作業は順調だ。
もう数分で完成するだろう。
……余程のことがなければ。
「りんのすけぇ~」
「……なんだい」
「この前カエルの神様に聞いたんだけどさー」
「ああ、神様ね、うん」
「おまたをこするときもちいいらしいんだけど、あたいがやってもむずむずするだけなんだよ。
ちょっとやってみてくれない?」
「…………」
霖之助は聞かなかったことにして、手元に集中した。
「ちょっとりんのすけ、聞いてるの~?
……ええと、男のおまたでもいいのかな」
ぺたぺたと拙い手の動きで、霖之助の股間をまさぐるチルノ。
霖之助には幼い少女の身体を見たからと言って興奮する趣味はない。
その上まったく気持ちよくなどはないが……それでも反応してしまうのは何故なのだろうか。
ひんやりとした彼女の手がひと味違った刺激を与えてくるからだろうか。
「わわ、なんかかたくなってきたよ」
現実逃避のような霖之助の思考を遮るように、チルノはおもちゃを見つけた子供のような瞳で霖之助のズボンを引っ張った。
「うわっ」
いきり立った霖之助の分身が、チルノの眼前にさらけ出される。
どくんどくんと脈打つそれに、彼女は顔を近づけ……。
「……ほら、邪魔だからどいてくれ」
「むぅ~」
霖之助はチルノを抱え上げ、脇に置いた。
チルノは不満そうに、霖之助を見上げる。
「何で邪魔するんだよー!」
「いや、邪魔してるのは君だよ。ほら」
手に持ったワンピースを掲げてみせる。
何点か糸を通し間違えてしまった。
それに針がぶれて危ないのだ。
それ以外に深い意味はない。断じてない。
「カエルの神様は大人になったらみんなやることだって言ってた」
「そのカエルは悪い奴だからね。だまされちゃいけないよ。きっと祟り神だ」
というか、こんな少女に何を教えているのだ。
内心頭を抱えた霖之助は、早く終わらせようと手先に集中する。
「あたいだって大人だもん!」
「そうだね」
言って、ようやく完成したワンピースをチルノの頭から被せる。
「むぅ~!
……ありがと」
「はい、よくできました」
霖之助はチルノの頭をひとつ撫でると、こっそりとため息を漏らした。
それから一月ほど経ったある日。
最初に感じたのは寝苦しさだった。
秋の気配が近いとはいえ、まだまだ暑い日が続く。
それなのに。
霖之助は寒さで目を覚ました。
「……あら、起きちゃったかしらー」
見えたのは白い姿。
何故彼女がこの時期にいるのだろう。
考えるが、答えは出ない。
「何故って顔してるわね。
チルノちゃんの協力があれば、少しは力が使えるのよ」
そう言って、白と青の雪女……レティは微笑んだ。
霖之助の胸の上あたりに跨り、背中を向けている。
白く見えたのは彼女の服だったようだ。
「私がここにいる理由?
そりゃあ、可愛い妹分から頼まれたら断るわけにはねぇ~」
レティはなにやら感慨深げに頷く。
見ると、部屋中に霜が降りていた。
さらに何かされたようで、さっきから声を出すことが出来ない。
「でも、子供だと思ってたのにいつの間にか……」
一体レティが何を言っているのか、霖之助には理解できなかった。
それに、さっきから聞こえてくる水音はどこからしているのだろうか。
「ねえ、霖之助。
チルノちゃんが私に頼んできたのよ。
大人にして欲しいって」
身動きが取れない霖之助を嘲笑うかのように、ようやくレティが霖之助の上から移動した。
そこでようやく、身体の感覚が鈍いことに気付く。
寒さのせいだろうか。
「んむ……」
遮られていた視界が開け、霖之助はようやく現状を把握することが出来た。
正確には、聞こえていた水音の出所を。
「あむ……ん……」
チルノは露出した霖之助の性器を、一生懸命頬張っていた。
彼女の小さな口には大きすぎるのだろう。
それでも彼女は拙い舌使いで霖之助を刺激し続ける。
やや冷たいチルノの唾液が、霖之助の芯まで届くような錯覚を覚える。
その感触だけは鈍っていないようだ。
むしろ他の感覚が遮断されているからか、いつもより敏感にも思える。
「はい、じゃあそろそろやりましょうか」
「うん……」
レティはチルノの後ろに回り込むと、彼女の腰に手を回した。
裸のチルノを抱え上げ、ゆっくりと霖之助の上に移動させる。
「霖之助のは大きいからね。
少しずつならしていってるのよ」
チルノの秘所が、霖之助の逸物に触れた。
いつから準備されていたのか、彼女はしっかりと濡れていた。
驚く霖之助をよそに、レティは笑顔で行動を続ける。
「こうやってね」
「んんっ……!」
つぷっと音を立て、亀頭がチルノに銜え込まれた。
だが狭いどころの話ではない。
締め付けが強すぎて痛みを感じていた。
だが痛いのはチルノも同じだろう。
目に涙が浮かんでいる。
「ようやく頭が入るようになったのよ?」
レティは何を言っているのだろう。
それではまるで、ずっとこうやっていたみたいではないか。
「ん……ふっ……」
チルノが流した涙は氷の粒となって霖之助へと降り注ぐ。
しかしそれでもなんとか腰を下ろそうとする彼女を、レティがそっと抱え上げた。
「今日はここまでね。
ちゃんとマッサージしなきゃダメよ?」
「うん……。
レティの言うとおりにする」
レティは大人だから。
そう言ってレティを見上げるチルノの瞳は、普段見ない光を宿していた。
「じゃあ、いつものように、わたしのを見ててね」
「わかった。
いつもどおり手伝う」
チルノが頷いたのを確認すると、レティはおもむろに服を脱ぎ始めた。
まるで霖之助に見せつけるかのように。
「霖之助。
大人の付き合いをしましょうか」
一糸纏わぬ白い肌を月明かりに晒すレティ。
ふと、首を傾げる。
「それにしても途中で目が醒めるなんて……変なの。
最近涼しくなったから、寒気が強すぎたかしら」
しかしそんな表情も、すぐにいつものレティに戻った。
「まあいいわよね。
朝になったら忘れてるわ」
それに、死にそうなときほど精力も上がるって言うし。
耳元で囁く雪女の吐息は、不思議と甘い感覚をもって霖之助に届いた。
雪女に抱かれ、やがて霖之助の意識はだんだん白に染まっていく。
「……冬が明けるころには、3人で……ね?」
東洋のサキュバスこと雪女さんです。
霖之助 チルノ レティ
「あ~つ~い~」
「言われなくてもわかっているよ」
「だってあついよぅ」
肩車のような状態で、何度も暑い暑いと繰り返す。
耳元で騒がれると頭に響くためやめて欲しいのだが、
彼女……チルノの身体は冷たく、離れられるのもそれはそれでもったいない気がしていた。
「……もう少しで出来上がるから、大人しくしていたらどうだい」
「そんなのゆっくりでいいよ。服よりこっちのほうが涼しいもん……あついけど」
少し前、夏真っ盛りの天気にふらふらになりながら飛んできた妖精を見かけたのだが、
あまりにもぼろぼろの服を着ていたためどうしたのか尋ねたところ、破けば涼しくなると思って自分でやったということだった。
そのままだとあまりにもみすぼらしいので涼しい素材で服を作ってあげることになった。
お代は氷と言うことで。
……そこまではよかったのだが。
新しい服が手に入ることがわかるとチルノは着ていた服をあっさりと脱ぎ捨てた。
彼女は服の下にはなにも着ておらず、つまり今現在全裸の状態で霖之助の頭にくっついている。
もし他人に見られたら不名誉な噂の広まりそうな光景であることは間違いないのだが……。
この天気だ。誰も来ないだろうと思い霖之助はそのままにしていた。
何より、とりあえず彼女がいると涼しいのだ。
「……よし」
「できたの!?」
青いワンピースを手にした霖之助に、チルノが目を輝かせた。
なんだかんだ言っても、やはり新しい服は楽しみらしい。
「もうちょっとだよ。まだ最後の仕上げだ」
「え~」
コロン、とチルノは霖之助の肩から膝の上に転がるように移動した。
そのまま膝の上でうつぶせになり伸びる。
やる気のかけらも感じられない姿勢だ。
「じっとしていてくれ。針を持っているんだ。危ないだろう」
「え~、あそぼうよぉ~」
ばたばたとチルノが動くたび、こちらを向いた彼女の尻が小さく揺れる。
「う~……」
かと思えばくたりと動かなくなった。
この隙に、と霖之助は手の動きを早める。
作業は順調だ。
もう数分で完成するだろう。
……余程のことがなければ。
「りんのすけぇ~」
「……なんだい」
「この前カエルの神様に聞いたんだけどさー」
「ああ、神様ね、うん」
「おまたをこするときもちいいらしいんだけど、あたいがやってもむずむずするだけなんだよ。
ちょっとやってみてくれない?」
「…………」
霖之助は聞かなかったことにして、手元に集中した。
「ちょっとりんのすけ、聞いてるの~?
……ええと、男のおまたでもいいのかな」
ぺたぺたと拙い手の動きで、霖之助の股間をまさぐるチルノ。
霖之助には幼い少女の身体を見たからと言って興奮する趣味はない。
その上まったく気持ちよくなどはないが……それでも反応してしまうのは何故なのだろうか。
ひんやりとした彼女の手がひと味違った刺激を与えてくるからだろうか。
「わわ、なんかかたくなってきたよ」
現実逃避のような霖之助の思考を遮るように、チルノはおもちゃを見つけた子供のような瞳で霖之助のズボンを引っ張った。
「うわっ」
いきり立った霖之助の分身が、チルノの眼前にさらけ出される。
どくんどくんと脈打つそれに、彼女は顔を近づけ……。
「……ほら、邪魔だからどいてくれ」
「むぅ~」
霖之助はチルノを抱え上げ、脇に置いた。
チルノは不満そうに、霖之助を見上げる。
「何で邪魔するんだよー!」
「いや、邪魔してるのは君だよ。ほら」
手に持ったワンピースを掲げてみせる。
何点か糸を通し間違えてしまった。
それに針がぶれて危ないのだ。
それ以外に深い意味はない。断じてない。
「カエルの神様は大人になったらみんなやることだって言ってた」
「そのカエルは悪い奴だからね。だまされちゃいけないよ。きっと祟り神だ」
というか、こんな少女に何を教えているのだ。
内心頭を抱えた霖之助は、早く終わらせようと手先に集中する。
「あたいだって大人だもん!」
「そうだね」
言って、ようやく完成したワンピースをチルノの頭から被せる。
「むぅ~!
……ありがと」
「はい、よくできました」
霖之助はチルノの頭をひとつ撫でると、こっそりとため息を漏らした。
それから一月ほど経ったある日。
最初に感じたのは寝苦しさだった。
秋の気配が近いとはいえ、まだまだ暑い日が続く。
それなのに。
霖之助は寒さで目を覚ました。
「……あら、起きちゃったかしらー」
見えたのは白い姿。
何故彼女がこの時期にいるのだろう。
考えるが、答えは出ない。
「何故って顔してるわね。
チルノちゃんの協力があれば、少しは力が使えるのよ」
そう言って、白と青の雪女……レティは微笑んだ。
霖之助の胸の上あたりに跨り、背中を向けている。
白く見えたのは彼女の服だったようだ。
「私がここにいる理由?
そりゃあ、可愛い妹分から頼まれたら断るわけにはねぇ~」
レティはなにやら感慨深げに頷く。
見ると、部屋中に霜が降りていた。
さらに何かされたようで、さっきから声を出すことが出来ない。
「でも、子供だと思ってたのにいつの間にか……」
一体レティが何を言っているのか、霖之助には理解できなかった。
それに、さっきから聞こえてくる水音はどこからしているのだろうか。
「ねえ、霖之助。
チルノちゃんが私に頼んできたのよ。
大人にして欲しいって」
身動きが取れない霖之助を嘲笑うかのように、ようやくレティが霖之助の上から移動した。
そこでようやく、身体の感覚が鈍いことに気付く。
寒さのせいだろうか。
「んむ……」
遮られていた視界が開け、霖之助はようやく現状を把握することが出来た。
正確には、聞こえていた水音の出所を。
「あむ……ん……」
チルノは露出した霖之助の性器を、一生懸命頬張っていた。
彼女の小さな口には大きすぎるのだろう。
それでも彼女は拙い舌使いで霖之助を刺激し続ける。
やや冷たいチルノの唾液が、霖之助の芯まで届くような錯覚を覚える。
その感触だけは鈍っていないようだ。
むしろ他の感覚が遮断されているからか、いつもより敏感にも思える。
「はい、じゃあそろそろやりましょうか」
「うん……」
レティはチルノの後ろに回り込むと、彼女の腰に手を回した。
裸のチルノを抱え上げ、ゆっくりと霖之助の上に移動させる。
「霖之助のは大きいからね。
少しずつならしていってるのよ」
チルノの秘所が、霖之助の逸物に触れた。
いつから準備されていたのか、彼女はしっかりと濡れていた。
驚く霖之助をよそに、レティは笑顔で行動を続ける。
「こうやってね」
「んんっ……!」
つぷっと音を立て、亀頭がチルノに銜え込まれた。
だが狭いどころの話ではない。
締め付けが強すぎて痛みを感じていた。
だが痛いのはチルノも同じだろう。
目に涙が浮かんでいる。
「ようやく頭が入るようになったのよ?」
レティは何を言っているのだろう。
それではまるで、ずっとこうやっていたみたいではないか。
「ん……ふっ……」
チルノが流した涙は氷の粒となって霖之助へと降り注ぐ。
しかしそれでもなんとか腰を下ろそうとする彼女を、レティがそっと抱え上げた。
「今日はここまでね。
ちゃんとマッサージしなきゃダメよ?」
「うん……。
レティの言うとおりにする」
レティは大人だから。
そう言ってレティを見上げるチルノの瞳は、普段見ない光を宿していた。
「じゃあ、いつものように、わたしのを見ててね」
「わかった。
いつもどおり手伝う」
チルノが頷いたのを確認すると、レティはおもむろに服を脱ぎ始めた。
まるで霖之助に見せつけるかのように。
「霖之助。
大人の付き合いをしましょうか」
一糸纏わぬ白い肌を月明かりに晒すレティ。
ふと、首を傾げる。
「それにしても途中で目が醒めるなんて……変なの。
最近涼しくなったから、寒気が強すぎたかしら」
しかしそんな表情も、すぐにいつものレティに戻った。
「まあいいわよね。
朝になったら忘れてるわ」
それに、死にそうなときほど精力も上がるって言うし。
耳元で囁く雪女の吐息は、不思議と甘い感覚をもって霖之助に届いた。
雪女に抱かれ、やがて霖之助の意識はだんだん白に染まっていく。
「……冬が明けるころには、3人で……ね?」