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下書きとか

拍手やらコメントをいただけると嬉しい限りです。
しかしいまだにこのブログのシステムをよくわかっていないため、
もっと別の拍手ボタンとかあるような気がするけど放置中……。


拍手レス
>貴殿の作品だったのか!

ネタっぽいのをウフフスレに上げたあと、掴みが良かったりちゃんとストーリーが思いついたやつは完成させる…はず。
ネタだけなら思いつくんだけど…w

以下未完成ネタ。
エセ選択肢制。






「……なんだって?」
「ですから」


 香霖堂の常連、翠の風祝は言い直そうとして口ごもった。


「あのですね」


 顔を赤らめ、手をもじもじとさせながら上目遣いに霖之助を見る早苗。
 いつも通り何か外の道具を買っていってくれるかと期待していた霖之助だったが、
しばらく待っても進展がないので諦めて手元の本に視線を落とした。

 それからどれくらい経っただろう。
 早苗はようやく、言葉を絞り出した。


「えっちのしかたを、教えてください……」


 A:「ちょうど良いところに外の世界のハウツー本が入荷してね。ひとりで読むといい」
→B:「どうしてそんなことを?」


「えっと……最近よく、参拝ついでに世間話や日々の悩みを相談していく方が増えたんです」
「ふむ」


 つまり着実に信頼と信仰が増えていると言うことだろう。
 麓の神社にも是非見習っていただきたいものだ。


「それで、ですね。その相談の中に……」
「なるほど、性交に関するものが多い、と」
「は、はい……」


 霖之助の言葉に早苗は再び頬を染める。

 当たり前のことだが、人里は夜暗くなる。
 燃料もタダではない。
 そして暗いところで出来る娯楽などそう多くはない。
 なおかつ、人里の婚礼は早い。
 これは単に、子供が純粋に労働力になるからだが……。
 つまり。


「君くらいの歳で子持ちも珍しくない、か」
「ええ……それで私にもそういう相談が来るんですけど」
「外の世界もそういうことは進んでるんじゃないのかい?」


 霖之助はいつか見た新聞の記事を思い出した。
 なにやら若者の性がなにやらと書いてあったと思う。


「それはその、個人差というか……。私は……」
「……君のところには経験豊富な神が二柱もいるだろう」
「神奈子様はその、そういう話題には疎いので……」


 ふう、と早苗はため息を吐いた。


「そういう相談客が来ると、いつの間にかいなくなってるんです。それはもう神がかり的な早さで」
「じゃあ……」
「諏訪子様にそういう相談が行くと思いますか? 答えられた方も驚くと思いますし」


 見た目というのは想像以上に重要な役割を占めているらしい。


「その、ですね。性生活の悩みなんて私にはわかりませんし……」


 経験がないので、と早苗は顔を染めて呟いた。


「でも、相談に来てくれる人にはちゃんと答えたいので……。
 もう相談できる人が霖之助さんしかいないんです……」


 A:「じゃあもっと人生経験豊富な医者や賢者のところに行くといい」
→B:「出来ない相談なら断るといい」


「そうもいきません。信仰のためですから」
「信仰とはそこまでしなくてはいけないものではないだろう。もっと自分を大切にするべきだ」


 そう言って霖之助は本に目を落としたまま椅子の向きを変え、早苗に背中を向けた。


「私にとってはそこまでのもの、なんですよ」


 しゅるしゅるという音を不思議に思い霖之助が振り返ると、一糸纏わぬ姿の早苗が立っていた。
 脱ぎ捨てた衣類が床に散乱している。先ほどの音は衣擦れの音なのだろう。


「私にとって信仰は、神奈子様への恩返し……生き甲斐……」


 一歩、また一歩と早苗は霖之助に近づいてくる。


「……居場所」


 彼女の顔には、悲痛な決意がみなぎっていた。


「だけど私、霖之助さんならって……」


 A「よしわかった。結婚しよう」
→B「








まだここまで…。
今回の神奈子様は乙女。

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