設定とか2
6月も終わりに近づいたので、ウェブはくしゅのお礼画面1-5を更新しました。
そろそろ下書きを消化していかないとと考える。主にネチョいやつを。
まあいつも通り、ネチョ本番はほとんど書かないので追加と言っても少しになると思いますが。
というわけで昔上げてた奴のまとめ。
霖之助 文 藍
『1.無題』
「どうも、毎度おなじみ清く正しい射命丸です」
「いらっしゃ……なんだ君か」
霖之助は顔を上げ……すぐに視線を手元の本に戻した。
彼女は客ではない。
しかもことあるごとに号外と称して定期購読外の新聞を押し売りにやってくる。
道具屋は道具を買うところで、売るところではないというのに。
「霖之助さん流の挨拶だと受け取っておきます。それでははい、文々。新聞の最新号です」
「ああ、そこに置いておいてくれ」
視線を上げず、答える。
しかししばらくたったあと、ふと疑問に思い尋ねた。
「そう言えば。いつの間にか窓から新聞を投げ入れなくなったな」
「ええ、その修復に私の新聞が使われてはたまりませんから」
「自業自得だと思うのだが……」
やや恨みがましそうに言う射命丸の視線を、しかし霖之助は涼しい顔で受け流す。
「ついでに疑問がもうひとつ。君は一体なにをやっているんだ」
「なにって……」
文はいつの間にかお茶を持ち出し、湯飲み片手にくつろいでいた。
「観察です」
「観察? なんの?」
「ここに博霊の巫女が入り浸っていることは調査済みです。
なので博麗の巫女の生態調査を実施しようかと思いまして」
そこまでわかってるなら直接行けばいいだろう、と霖之助は思ったが、
この少女にも何か理由があのかもしれないと思いそれ以上の追求はしなかった。
おおかた巫女に見つかって撃退されたことでもあるのだろう。
もっとも、それくらいで懲りる性格だとは思えないのだが……。
「まあ、商品を傷つけないのなら構わない。買ってくれたらもっといいのだがね」
「そうですね、ではいつか」
そう言う返事が来ることは予想していた。
というより初めから期待してはいない。
「…………」
「…………」
さらに霖之助が本を読み進めると、頬のあたりに妙に視線を感じたので、原因を探ることにする。
「じー……」
「…………」
原因はすぐにわかった。
文が霖之助の顔をじっと見ているのだ。
「何か?」
「霖之助さんの顔、綺麗だなーって……え? いえ、なんでもありません!
いつ新聞を読んでくれるかと心待ちにですね、ええそれはもう」
「……ものには順序というものがある。先にこの本を読んでいたのだからこれを読み終えるのが道理だろう?」
「ええ、そうですそうです。ああ、写真撮っておけばよかった……じゃなくて、私、用事を思い出したのでこれにて」
あっと思った次の瞬間には文の姿は消えていた。
さすが最速を誇るという烏天狗といったところだろうか。
「ふう、ようやく行ったようね」
「……入ってくるならドアからにしてくれないか」
「いいじゃない、私とあなたの仲なのだし」
「どんな仲だか……」
霖之助の隣の空間から上半身だけを出しているのは紫だ。
「全く、小娘のくせに油断も隙もありゃしない」
「君に比べれば……おっと」
口は災いの元。
余計なことは言わない方がいい。
『2.無題』
「霖之助さん、山の飲み会のお誘いですよ」
「済まないが、その日は用事があるんだ」
いつものように新聞片手にやってきた文に対し、しかし霖之助は首を振る。
「あやや、いつも来てくれませんよね。お酒嫌いでしたっけ」
「いや、嫌いではないよ。嗜む程度だがね。ただ、樽で数えるような妖怪の飲み方は僕には無理だよ」
「それくらい呑まないとやってられないってことです。でも、用事って何です?」
「ああ、魔理沙が来ることになっていてね。八卦炉を調整することになっているんだ」
「じゃあ、私も予定入れたら飲み会に付き合ってくれますか?」
「いや、今回は魔理沙にしては珍しく事前に予定を入れてきたからで……他の場合については承諾しかねるな」
「……それ、外の世界の言葉で見たことありますよ。映画版のジャイ……なんとか理論だとか。
あやややや、私の清く正しさがこんなところで仇になるとは。
ところで映画って何でしょうかね」
「映画とは……」
尋ねはしたが、文にとって大して重要ではないようだ。
霖之助の蘊蓄を聞き流しつつ、文は香霖堂に出入りする少女たちを思い浮かべた。
文と霖之助は香霖堂が出来たときからの付き合いだ。
間違いなく彼女たちよりも付き合いは長い。
それなのに、往々にして霖之助は魔理沙たちとの付き合いを優先する。
彼女たちと自分と、何が違うというのだろう。
「霖之助さんって、やっぱり人間の味方なんですか?」
「どうしたんだい突然」
語り続けていた蘊蓄を邪魔され、霖之助は少しムッとした様子で尋ね返した。
「素直な感想です」
「僕は中立だよ。ハーフの僕はどっちにも付けないからね」
どっちにも付けない。
その言葉に、文は妖怪としての自分を拒絶された気がした。
「半人半妖、結構なことじゃないですか。それは人間と妖怪、両方のいいところを持っているってことでしょう?」
「……そう上手く割り切れるものではないよ。それにどうして君がそんなにムキになっているんだい?」
「ムキになってなんか……!」
文は声を張り上げ……無理矢理深呼吸。
幾度か繰り返し、霖之助を見る。決意の籠もった瞳で。
「割り切れるようにしてあげます。
私が霖之助さんのすべてを受け入れたらひとつの妖怪として、
そして人間の……魔理沙さんあたりが受け入れたら人間として、
それぞれきちんと認められていると言うことですからね」
「受け入れる……? 何を言ってい……」
「んっ……」
それ以上喋らせないように。
文は強引に霖之助の唇を奪った。
そしてそのまま、彼の手を自らの胸に押し当てる。
「そしてもし、受け入れたのが私……妖怪だけだったら、その時は……」
『3.無題』
最初に出会ったのはいつだっただろうか。
長い冬が明けたあとか。
永い夜が明けたあとか。
いつからか、香霖堂は子供たちのたまり場になっていた。
子供に好かれやすい魔理沙がいるからだろうか。
それとも、霖之助が子供に好かれやすいのか。
その中に、いつも猫又の少女を迎えに来る女性がいた。
最初のうちは、ただ会釈を交わすだけだった。
その次は、早めに迎えに来た彼女と、遊ぶ子供たちを眺めながら談笑を交わしていた。
彼女が大賢者の式神だと知ったのもその頃だっただろうか。
知ったところで、なにも変わらなかった。
お互い保護者のような立ち位置にいたせいだろうか。
不思議と話題が合い、話すことが素直に楽しかった。
理知的で頭の回転が早子とも確かにその一因だろう。
やがて話題はふたりの専門分野に入り、お互いがお互いの意見に対し考察していった。
曰く、幻想郷の結界について。
巫女の役割。
外の世界。
ひとたび熱が入ればお互いに一歩も譲らない。
今では猫の少女と一緒に香霖堂にやってきて、ただひたすら議論を交わし、
少女のほうが彼女を待っていることも珍しくない。
議論の内容は子供たちには興味ないようだ、と言うか進んで巻き込まれたくないのだろう。
霖之助の蘊蓄でさえ逃げたいときがあるのに、倍以上の威力がある、とは魔理沙の談。
そんな理由で、霖之助は彼女とたびたびふたりきりで過ごしていた。
だから、と言うわけではないが。
こうなるのは、決まっていたことかもしれない。
「……ん……」
「ちゅ……」
名残惜しそうに、ふたりの唇が離れた。
唾液の橋が淫靡な輝きを放ち、切れる。
きっかけは何だったのか。
どちらから切り出したのか。
今となってはどうでもいいことだ。
まだ日も高く、子供たちが外で遊んでいる声が聞こえてくる。
そんな中だというのに、逢瀬を重ねるごとにふたりの行為はエスカレートしていった。
今ではお互いの身体の隅々まで知る仲だ。
「罪に重さがあるのなら、もう私は支えきれないかもしれない」
「……また、その話かい?」
「ああ……。店主殿も、わかっているから誰にも言っていないのだろう?」
「…………」
霖之助は言葉をつぐみ……無言のまま、再び藍に口付けた。
「『子供』に『大人』を見せる必要はないからだよ」
「……罪深いな」
藍が微笑む。
彼の言葉に対してなのか。それとも自分に対してなのか。
「かの有名な陰陽師は、妖狐の息子だったそうだ」
「……藍、何が言いたい?」
「可能性の話だ。いつか起こるかもしれない、可能性の……」
そうでなくとも、最近はずいぶんと怪しまれている。
彼女たちを子供だと思っているのは、もう霖之助だけなのかもしれない。
「いつまでも、この関係でいられたらいいのに」
霖之助とひとつになりながら、彼女の言霊は虚空へと消えていく。
それでも願わずにはいられない。
……叶わないからこそ。
『4.冬の道具屋 閑話の閑話』
「紫」
「あら、なあに? 霖之助さん」
「少し灯油を分けて貰って構わないかね」
「あら、あなたと私の仲じゃない。寒いのが嫌なら好きなだけ……」
「ふむ」
「じゃああの狐を冬の間貸してくれって言われたんだけど、どういう意味かしら」
「さあ、私には何とも。ところで紫様、いつから冬眠されるのですか?」
「そういう貴方は、なんでいきなりお風呂に行こうとしているのかしら?」
「え? いえ、だって……ねえ」
「…………」
そろそろ下書きを消化していかないとと考える。主にネチョいやつを。
まあいつも通り、ネチョ本番はほとんど書かないので追加と言っても少しになると思いますが。
というわけで昔上げてた奴のまとめ。
霖之助 文 藍
『1.無題』
「どうも、毎度おなじみ清く正しい射命丸です」
「いらっしゃ……なんだ君か」
霖之助は顔を上げ……すぐに視線を手元の本に戻した。
彼女は客ではない。
しかもことあるごとに号外と称して定期購読外の新聞を押し売りにやってくる。
道具屋は道具を買うところで、売るところではないというのに。
「霖之助さん流の挨拶だと受け取っておきます。それでははい、文々。新聞の最新号です」
「ああ、そこに置いておいてくれ」
視線を上げず、答える。
しかししばらくたったあと、ふと疑問に思い尋ねた。
「そう言えば。いつの間にか窓から新聞を投げ入れなくなったな」
「ええ、その修復に私の新聞が使われてはたまりませんから」
「自業自得だと思うのだが……」
やや恨みがましそうに言う射命丸の視線を、しかし霖之助は涼しい顔で受け流す。
「ついでに疑問がもうひとつ。君は一体なにをやっているんだ」
「なにって……」
文はいつの間にかお茶を持ち出し、湯飲み片手にくつろいでいた。
「観察です」
「観察? なんの?」
「ここに博霊の巫女が入り浸っていることは調査済みです。
なので博麗の巫女の生態調査を実施しようかと思いまして」
そこまでわかってるなら直接行けばいいだろう、と霖之助は思ったが、
この少女にも何か理由があのかもしれないと思いそれ以上の追求はしなかった。
おおかた巫女に見つかって撃退されたことでもあるのだろう。
もっとも、それくらいで懲りる性格だとは思えないのだが……。
「まあ、商品を傷つけないのなら構わない。買ってくれたらもっといいのだがね」
「そうですね、ではいつか」
そう言う返事が来ることは予想していた。
というより初めから期待してはいない。
「…………」
「…………」
さらに霖之助が本を読み進めると、頬のあたりに妙に視線を感じたので、原因を探ることにする。
「じー……」
「…………」
原因はすぐにわかった。
文が霖之助の顔をじっと見ているのだ。
「何か?」
「霖之助さんの顔、綺麗だなーって……え? いえ、なんでもありません!
いつ新聞を読んでくれるかと心待ちにですね、ええそれはもう」
「……ものには順序というものがある。先にこの本を読んでいたのだからこれを読み終えるのが道理だろう?」
「ええ、そうですそうです。ああ、写真撮っておけばよかった……じゃなくて、私、用事を思い出したのでこれにて」
あっと思った次の瞬間には文の姿は消えていた。
さすが最速を誇るという烏天狗といったところだろうか。
「ふう、ようやく行ったようね」
「……入ってくるならドアからにしてくれないか」
「いいじゃない、私とあなたの仲なのだし」
「どんな仲だか……」
霖之助の隣の空間から上半身だけを出しているのは紫だ。
「全く、小娘のくせに油断も隙もありゃしない」
「君に比べれば……おっと」
口は災いの元。
余計なことは言わない方がいい。
『2.無題』
「霖之助さん、山の飲み会のお誘いですよ」
「済まないが、その日は用事があるんだ」
いつものように新聞片手にやってきた文に対し、しかし霖之助は首を振る。
「あやや、いつも来てくれませんよね。お酒嫌いでしたっけ」
「いや、嫌いではないよ。嗜む程度だがね。ただ、樽で数えるような妖怪の飲み方は僕には無理だよ」
「それくらい呑まないとやってられないってことです。でも、用事って何です?」
「ああ、魔理沙が来ることになっていてね。八卦炉を調整することになっているんだ」
「じゃあ、私も予定入れたら飲み会に付き合ってくれますか?」
「いや、今回は魔理沙にしては珍しく事前に予定を入れてきたからで……他の場合については承諾しかねるな」
「……それ、外の世界の言葉で見たことありますよ。映画版のジャイ……なんとか理論だとか。
あやややや、私の清く正しさがこんなところで仇になるとは。
ところで映画って何でしょうかね」
「映画とは……」
尋ねはしたが、文にとって大して重要ではないようだ。
霖之助の蘊蓄を聞き流しつつ、文は香霖堂に出入りする少女たちを思い浮かべた。
文と霖之助は香霖堂が出来たときからの付き合いだ。
間違いなく彼女たちよりも付き合いは長い。
それなのに、往々にして霖之助は魔理沙たちとの付き合いを優先する。
彼女たちと自分と、何が違うというのだろう。
「霖之助さんって、やっぱり人間の味方なんですか?」
「どうしたんだい突然」
語り続けていた蘊蓄を邪魔され、霖之助は少しムッとした様子で尋ね返した。
「素直な感想です」
「僕は中立だよ。ハーフの僕はどっちにも付けないからね」
どっちにも付けない。
その言葉に、文は妖怪としての自分を拒絶された気がした。
「半人半妖、結構なことじゃないですか。それは人間と妖怪、両方のいいところを持っているってことでしょう?」
「……そう上手く割り切れるものではないよ。それにどうして君がそんなにムキになっているんだい?」
「ムキになってなんか……!」
文は声を張り上げ……無理矢理深呼吸。
幾度か繰り返し、霖之助を見る。決意の籠もった瞳で。
「割り切れるようにしてあげます。
私が霖之助さんのすべてを受け入れたらひとつの妖怪として、
そして人間の……魔理沙さんあたりが受け入れたら人間として、
それぞれきちんと認められていると言うことですからね」
「受け入れる……? 何を言ってい……」
「んっ……」
それ以上喋らせないように。
文は強引に霖之助の唇を奪った。
そしてそのまま、彼の手を自らの胸に押し当てる。
「そしてもし、受け入れたのが私……妖怪だけだったら、その時は……」
『3.無題』
最初に出会ったのはいつだっただろうか。
長い冬が明けたあとか。
永い夜が明けたあとか。
いつからか、香霖堂は子供たちのたまり場になっていた。
子供に好かれやすい魔理沙がいるからだろうか。
それとも、霖之助が子供に好かれやすいのか。
その中に、いつも猫又の少女を迎えに来る女性がいた。
最初のうちは、ただ会釈を交わすだけだった。
その次は、早めに迎えに来た彼女と、遊ぶ子供たちを眺めながら談笑を交わしていた。
彼女が大賢者の式神だと知ったのもその頃だっただろうか。
知ったところで、なにも変わらなかった。
お互い保護者のような立ち位置にいたせいだろうか。
不思議と話題が合い、話すことが素直に楽しかった。
理知的で頭の回転が早子とも確かにその一因だろう。
やがて話題はふたりの専門分野に入り、お互いがお互いの意見に対し考察していった。
曰く、幻想郷の結界について。
巫女の役割。
外の世界。
ひとたび熱が入ればお互いに一歩も譲らない。
今では猫の少女と一緒に香霖堂にやってきて、ただひたすら議論を交わし、
少女のほうが彼女を待っていることも珍しくない。
議論の内容は子供たちには興味ないようだ、と言うか進んで巻き込まれたくないのだろう。
霖之助の蘊蓄でさえ逃げたいときがあるのに、倍以上の威力がある、とは魔理沙の談。
そんな理由で、霖之助は彼女とたびたびふたりきりで過ごしていた。
だから、と言うわけではないが。
こうなるのは、決まっていたことかもしれない。
「……ん……」
「ちゅ……」
名残惜しそうに、ふたりの唇が離れた。
唾液の橋が淫靡な輝きを放ち、切れる。
きっかけは何だったのか。
どちらから切り出したのか。
今となってはどうでもいいことだ。
まだ日も高く、子供たちが外で遊んでいる声が聞こえてくる。
そんな中だというのに、逢瀬を重ねるごとにふたりの行為はエスカレートしていった。
今ではお互いの身体の隅々まで知る仲だ。
「罪に重さがあるのなら、もう私は支えきれないかもしれない」
「……また、その話かい?」
「ああ……。店主殿も、わかっているから誰にも言っていないのだろう?」
「…………」
霖之助は言葉をつぐみ……無言のまま、再び藍に口付けた。
「『子供』に『大人』を見せる必要はないからだよ」
「……罪深いな」
藍が微笑む。
彼の言葉に対してなのか。それとも自分に対してなのか。
「かの有名な陰陽師は、妖狐の息子だったそうだ」
「……藍、何が言いたい?」
「可能性の話だ。いつか起こるかもしれない、可能性の……」
そうでなくとも、最近はずいぶんと怪しまれている。
彼女たちを子供だと思っているのは、もう霖之助だけなのかもしれない。
「いつまでも、この関係でいられたらいいのに」
霖之助とひとつになりながら、彼女の言霊は虚空へと消えていく。
それでも願わずにはいられない。
……叶わないからこそ。
『4.冬の道具屋 閑話の閑話』
「紫」
「あら、なあに? 霖之助さん」
「少し灯油を分けて貰って構わないかね」
「あら、あなたと私の仲じゃない。寒いのが嫌なら好きなだけ……」
「ふむ」
「じゃああの狐を冬の間貸してくれって言われたんだけど、どういう意味かしら」
「さあ、私には何とも。ところで紫様、いつから冬眠されるのですか?」
「そういう貴方は、なんでいきなりお風呂に行こうとしているのかしら?」
「え? いえ、だって……ねえ」
「…………」